おゆまるで複製

簡易型取り材”おゆまる”を使用したパーツ複製方法の一例を紹介します。   
パテを使用している方もいますが、今回はレジンで複製しています。


画像 説明
1 画像 まずは材料の準備です。(おゆまる・台に使用するプラ板・湯口用のプラ棒(レジン使用時)・箸・メンソレータム)     
”おゆまる”はカラーバリエーションが多いですが私は2色のみ使用しています。     
楽天市場で単色10本セットを450円で購入しました。(赤・青を各6セット)    
1本のサイズを測ったところ{長58mm/幅15mm/厚7mm}でした。     
今回は赤と青を各6本使用しています。
2 画像 まず、お湯を沸かして沸騰したら中火か弱火にして”おゆまる”を入れます。     
(器にお湯を入れて浸けても良いですが時間が掛かるのと冷めてしまうので・・・)     
だいたい30秒くらいで軟らかくなるので、割り箸などで取り出して水気を取ります。     
軟化した”おゆまる”はキッチンペーパーやティッシュだとくついてしまう可能性があるのでタオルを使用しています。
3 画像 色が違いますが画像のように複製するパーツを埋め込みます。     
その際パーツと”おゆまる”の間に隙間を開けないように、できるだけぴったりくっつけます。     
作業時間の目安としては5分くらいです。     
左右の3つのへこみは位置決めようのダボ穴で、曲げたプラ棒はレジンを流し込む為の湯口です。
プラ板などの上に乗せて作業すると持ち運びができて便利です。     
※注)かなり熱いので注意してください。(ゴム手袋を使うと手袋にくっついてしまいます)
4 画像 氷水に浸けるか、流水に直接あてて冷やします。     
だいたい5分くらいで固まりますが、水からあげても温かい場合はまだ固まっていないかもしれませんので、しばらく冷やしてください。
5 画像 冷やして固まったら、水を良くふき取ってください。特にパーツ周辺に水が残っているとうまく型取りできないので念入りに。     
離型剤の代わりに(私は)メンソレータムを塗ります。     
上から被せる”おゆまる”と接する部分に薄く塗りますが、パーツには塗らないようにします。
6 画像 2と同様に”おゆまる”を軟らかくして残りの半分を型取りします。
7 画像 両面の”おゆまる”を剥がすとこんな感じです。
離型剤の代わりに塗ったメンソレータムを拭き取ってください。
8 画像 ディテールなどの抜けはこんな感じ。見辛くてすみません。
9 画像 湯口と空気穴を掘る道具です。カッター1本あれば十分だと思います。
10 画像 湯口と空気穴を掘った状態です。
11 画像 湯口と空気穴を掘って削りカスがでますが、次回使用する時に一緒に茹でれば使えるのでとっておきます。
12 画像 画像のようにクリップや洗濯ばさみで隙間ができないように型を合わせて、レジンを流し込みます。 ※注)複製するパーツ部分を挟むと変形しますので注意してください。
13 画像 今回使用したレジンはウェーブレジンキャストExノンキシレンタイプです。     使い慣れればパテよりも強度があり、意外と安価で手に入るのでお得だと思います。(個人的に)
14 画像 気温などにもよりますが、30分くらいで硬化します。    
型を剥がせば複製パーツの完成です。

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